連日午前4~6時まで調理業務などに就いたほか、
休日も午前7時からの早朝研修会やボランティア活動、リポート執筆が課された。
時間外労働は月約140時間以上で休日を十分取得できる状況ではなかった。
業務の負荷が主因で適応障害を発病し、自殺を思いとどまる力が著しく阻害されていたと推定できる
と認定した。
これに対して、
親会社の「ワタミ」は「内容を把握していないため、コメントは差し控えさせていただきます」としている。
追記:
本日の一部報道について(PDF)ワタミのコメントです。
ところが

ワタミの渡邊社長
つぶやいてしまった。
【労災認定の件、大変残念です。】 つまり、労災ではない と主張。
「労務管理できていなかったという認識はありません」
つまり、
労務管理できていた。 と主張。
時間外労働140時間以上、働かせながら できていたのなら
これがワタミの普通の状態なのでしょう。
一応週休2日として、月22日間を1日8時間が時間内労働ですから
22x8=176時間 これに140時間 加えると
316時間 これは月間実労働時間になります。休憩時間など無給時間含まず。
きちんと労働法遵守しているとして 316÷22=14.3
1日14時間以上(時間内8時間+時間外6時間以上)
食事の休憩時間無給を考えたら
つまり、午後2時ごろに出勤し、退勤が翌朝午前6時ということでしょうか。
通勤時間1時間としたら、家を出るのは午後1時 帰宅は翌朝7時になります。
休みとおもったら早朝研修会が午前7時開始にボランティアとリポート執筆。
早朝研修会は、労働時間には入らないようです。自主的にやっているのでしょう。
これで労務管理できているのです。さすがワタミ。
ワタミフードサービスの採用情報を見ると
休日休暇:年間107日(月9日)
給与モデル
■23歳 一般社員
独身・6ヶ月以上・社宅使用の場合 【月収】242,335円
・固定月給:190,000円 ・超過勤務手当:52,335円(時間外勤務45時間)
■25歳 店長職
独身・社宅使用の場合 【月収】280,480円
・固定月給:220,000円 ・超過勤務手当:60,480円(時間外勤務45時間)
時間外勤務が45時間とモデルでありますが、
これは少なすぎでしょう。労務管理できていて140時間以上なのだから
最初から、 時間外勤務140時間
と記載すべきです。
会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです。
これって深読みすると
ワタミのこの体質についてこれない人材は、社員ではないので
幸せにならないとも読めます。
恐るべし、ワタミ。
【彼女の死に対しては、限りなく残念に思っています。】
で違和感。
【労災認定の件、大変残念です。】
労災認定は、《大変残念》 と 死に対し 《限りなく残念》 と
同じ残念を使うのに違和感。
残念とは、もの足りなく感じること。あきらめきれない様子。
そうなると、ここの残念は
労務管理が出来ているのに死んでしまったから残念ということですね。
短いつぶやきに本性・本音が見えて怖いです。
ワタミ系の店に行くときは、社員さんの体調を気遣ってしましそうで
負担を軽くするためには、行かないほうが暇になっていいのかも。