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人口減社会と 想像力の欠如 ITは世界を狭くし、世の中を忙しくしている

仕事の例で言うと、インターネットがまだない頃は

出張 海外出張ならなおさらですが、

行って帰ってくるまで原稿が記事になり紙面を
飾ることはないですが、
途中から、フロッピーにおとして郵送となり、
e-mailで送るようになり
いまでは
デジカメで写真を自分で撮り、原稿を書き
自分でアップロードする時代になりました。

携帯をもたされれば、いつでも連絡可能ですし。
国内ならば、GPS付でどこにいるかも
一目瞭然となっています。

トラック業界がおそろしくマシーン的になっているようです。
荷物が早く着いても遅くてももちろんダメ。
スピード出しすぎはダメで燃費を常に注意して、高速はつかえなかったりとか。
運転手の寝不足や過労などでトラックによる巻き添え事故は起こるべくして起きています。

製造の現場も派遣労働者をうまく使っているようですが、生産量も刻々と変わり、
多品種少量で、モデルチェンジが早い激しい競争の中では
人間が作業するのが一番良いようです。

会社から見れば、生産性があがっただけでなく、
新鮮な情報をいちはやく顧客にお届けできること
必要なものが必要な時に顧客に届くこと
常に新製品を出すことであきられないようにすること
が徹底され
全員ハッピーとなっているようにも思えます。

人に質問しておいて
答えがでるまで1から2分もかかることではないのに、
用事があるからって去って行くのも不思議だ。
質問したのは誰でしょう。そのために何人が動いているのでしょう。

想像力の欠如
が時代のキーワードと思っていますが、

耐震偽装も
幼児や子どもの虐殺も

想像力の欠如

に尽きるように思えます。
自分が起こした行動が、他人にどう影響を与え
自分にどうはねかえってくるかをまったく想像せず、
その時の自分の感情だけで行動をしてしまっている

日本は人口減社会に突入しましたが、
人口減問題が深刻化して超高齢化社会のダブルできますが、
社会問題化してくる2050年には生きていない人が
人口減でも問題ないと言っているのを聞くと腹が立つ。
あんたはそのときいないじゃないか。
たとえいたとしても、超高齢者じゃないか。
無責任すぎ。
それこそ、今の小中高生に真剣に対策を考えてもらい、
その意見を尊重していくべきである。

人口減社会が来るのはわかっていたのに、何の対策もせず
いまだに真剣ではないのは、想像力の欠如以外のなにものでもない。
by kenjimasamunecat | 2005-12-23 01:08 | 日々