各地の放射線計測のモニタリングポストの高さ
よくやっているといいたくなるが、これが
まやかしでした。
都道府県別環境放射能水準調査としつつも、それが
どこで測定するかで、結果は大きく変わってきます。
たとえば、高さ。
新宿は地表から18m、横浜は23mなど
地上からかけ離れた高さに設置されている機械で
計測された数値である。
そして地表が土の上なのか、コンクリートなのかにもよります。
つまり、地表すぐで通常生活している
2m以下の計測値ではないということ。
ごく少数の自治体のみが、2m以下の高さで測定している。
新聞などで、数値が公表されているが、それは
実際に身体に受ける数値とはかなり弱まったものである
ことに注意しなければならない。
特に子供などは1m以下の高さの数値でないと意味がない。
地表には、放射性物質が、気象によって運ばれ
堆積するので、特に地表面が計測すると一番高くなる。
また、雨によって一緒に落ちてきた放射性物質は
雨水がたまるところに必然的に濃くなる。
地表から地中へと染みていくことになり、
表土だけ取り除ければ除染できたのに
もっと掘る必要が出てくる。
20メートルもの高所で計測した数値で
安全ですといわれても、気休めでしかない。
個人でガイガーカウンターを所有したくなるのも無理ないです。