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福島第一原子力発電所3号機はプルサーマルを燃料として使用 他とは違う。

ニュースで全然取り上げられていませんが、


福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル開始について
削除されてもいいように下記転記。
いま東京電力のHPからいろいろ消えているようなので。
原子力発電の津波対策やら発電量やら・・・
学ぶ・知る・楽しむ も
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴い、コンテンツの掲載を控えております。 となっているが実際は今は見れます。

(コメント)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル開始について

                             平成22年10月26日
                             東京電力株式会社
                             社長 清水 正孝

 当社福島第一原子力発電所3号機につきましては、本日、経済産業省の総合負荷
性能検査を終了し、営業運転を再開いたしました。
 これにより、当社として初めてとなるプルサーマルを本格的に開始したこととな
ります。

 プルサーマルの実施にあたりまして、これまで、ご指導、ご支援をいただきまし
た関係者の皆さま、そして福島県民の皆さまに心から感謝を申し上げます。

 エネルギー資源に乏しい我が国において、エネルギーの安定供給を確保するため
には、プルサーマルを含めた原子燃料サイクルの確立が不可欠であり、その着実な
推進は、当社における経営の最重要課題であると考えております。

 本日、プルサーマルを開始いたしましたが、当社としては、今後も更に気を引き
締めて、安全を最優先に、原子力発電所を運営してまいります。

                                  以 上

プルサーマルは簡単にいうと、他の原発で使用済みの燃料で
そこにはプルトニウムが割合多く含まれるものをもう一回
原発の燃料として使うということです。
もともとウランを燃料として作られていものに、それと似せたものを
燃料とするもので
利点もありますが、これもまた悲しいことに欠点の方が多い。
しかも最悪なのは、プルトニウムが多く使用されているので
事故が発生した場合には従来の原発(軽水炉)よりプルトニウム・アメリシウム・キュリウムなどの超ウラン元素の放出量が多くなり、被曝線量が大きくなること。

3号機は特に抑え込まないと、1号機2号機4号機よりも
深刻な事態になります。

東京電力によるプルサーマルの説明は、まさにバラ色のもの。

中でも海外の動向で、いま積極推進しているのは、フランスとアメリカ
のみとなってしまっているのは省いて、説明。

東京電力の絵で見る原子力の 安全性についてのコーナーも今となっては
全然だめじゃんという、悲しい事実。
by kenjimasamunecat | 2011-04-19 10:47 | 日々