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東京電力の当面の電力需給について 経済産業省と東京電力の発表

2. 供給力の見込み
①自社原子力以外で7月、8月において、概ね5,500万kW(※2)の供給力を確保している。
②  さらに、東京電力は、あらゆる手段を講じて試運転中の火力発電所の電力の活用、他電力からの追加的な緊急融通等の追加供給力対策(※3)の準備を進めており、これが確実に達成されれば、7月、8月において、さらに概ね400万 kWの供給力が確保し得る見込みである。
  (※3)追加対策の主な例
・ 試運転電力の活用(約190万kW)
・ 追加的な緊急融通(90万kW)
・ 自家発電からの買い上げ(約40万kW)
・ 火力の増出力運転(約50万kW) 等
③  以上のとおり、7月から8月にかけての電力需要ピーク時期において、概ね6,000万kWを確保し得る見込みである。
 ただし、この数字は自社の発電設備や他社受電に係る発電設備がトラブル等無く安定的に運転した場合の数字であることに留意する必要がある。

以上は、すべて2003年の夏の話で2003年5月8日に
経済産業省が作成した報告書です。
驚くほど、2011年の夏の予測状況と似ているのと、
ある程度の節電さえすれば、計画停電が不要であるばかりか、
原子力発電所も不要です。
2003年に停電はしていません。
東京電力2003年7月14日
東京電力2003年8月18日

なぜ2011年に、これほど電気が足りないと
大騒ぎしなければならないのか、理解に苦しみます。
もちろん節電は前提ですが、普通に節電に気を使えば
済むことです。極端な節電も不要です。
by kenjimasamunecat | 2011-04-21 21:32 | 日々